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SIM ロックフリー版 iPhone 5s をタイで快適に使う方法(あるいは携帯電話代節約の話)

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※2017年10月現在の情報です。 僕はお気楽自営業…とは言ってもお客様からの連絡は常にあり、連絡がつくようにしておかなければ仕事が無...

僕はお気楽自営業。とはいっても、お客様からの連絡は常にあり、連絡がつくようにしておかなければ仕事が無くなるという恐怖と隣り合わせ。ということでタイ旅行での携帯電話のもろもろのお話。

携帯電話機本体、現地のプリペイド SIM を含む SIM 運用の方法、タイ-日本間の通話で使うサービスについて書いてみます。

携帯電話の用意

僕の場合、以下の 2台を日本から持っていきます。

iPhone 5s は、日本のアップルのサイトで購入したものです。日本にいるときは MVNO の通話機能付き SIM を入れて、G-Call を併用して使っています。

Zenfone 4 は、タイのパンティッププラザ(IT City)の携帯電話屋さんで購入したものです。確か 2,990バーツ(当時のレートで 9,000円弱。やっす!)でした。SIM 2枚挿しが出来るモデルです。下の写真の通り、もちろん日本語で使えます。

Zenfone 4 (A400CG)

Zenfone 4 (A400CG)は、フラッシュライトなし(残念!)で画面も小さいですがコンパクトで2台持ちにはもってこいです。日本の Amazon なんかでも売ってたりします。

フラッシュ付きが良ければ新型 Zenfone 4(A450CG)が良いかも。4.5インチなので A400CG よりちょっと大きめ。

SIM の割り振りと運用方法

AIS のプリペイド SIM を 用意します。費用は 300バーツ前後です。

まず日本で使っている MVNO(Docomo)の SIM を iPhone 5s から抜きます。そして AIS のプリペイド SIM を入れます。っていうか SIM を購入した売店の店員さんに入れてもらって開通手続きをしてもらいます。iPhone 5s は、データ通信用と、通話発信用として使います

iPhone 5s から抜き取った SIM を SIM アダプタ(nano-SIM → micro-SIM)にセットして Zenfone 4 の SIM スロットに入れます。SIM アダプタは日本から持参します。Zenfone 4は、通話受信用として使います。日本から着信したら「今すぐ掛けなおします。変な番号から掛かりますが取ってください。」と伝えてすぐ切り iPhone 5s で掛けなおす、という使い方にします。

「え?別に AIS の SIM で発信せずに、Docomo の SIM で国際ローミングで発信すればええやん?」

という疑問が出てくるでしょう。そうでしょうそうでしょう。そう思っていた時期が僕にもありました…。でもですね、国際ローミングは…めっっっちゃ料金が高い! 日本から掛かってきて(通話受信して)、ものの 10分間通話しただけで 1,500円オーバーですヨ!(Docomo の場合)

参考: 国名・都市名・機種から調べる | サービス・機能 | NTTドコモ

AIS の SIM で日本へ国際電話を掛けたら意外と安くて 1分 20バーツ+税金 7%(約 85.6円)です。

が!次に挙げるサービスを使えば、使い方次第ではさらにお得に日本へ通話が可能なのです。使わないと損。

日本への通話がお得になるサービス

そのサービスとは、KDDI が提供している『KDDI スーパーワールドカード』というプリペイド式の通話カードです。仕事でホノルルに行っていたときによくお世話になったサービスで、10年ぶりぐらいに使いました。

8,400円分の通話ができるタイプのカード。定価は 8,000円ですが僕は 4,000円で買いました。タイのアクセスポイントの番号をマジックで書きこんでます。

8,400円分の通話ができるタイプのカード。定価は 8,000円ですが僕は 4,000円で買いました。タイのアクセスポイントの番号をマジックで書きこんでます。

国ごとのアクセスポイントに電話を掛けてから、カード番号(カードごとに異なる)を入力し、音声ガイダンスに従って通話相手の電話番号を入力する、という方法で利用します。AIS の SIM から発信すれば、アクセスポイントまでの通話料金は無料です(Docomo の SIM から国際ローミングで発信するとアクセスポイントまでの通話料金はきっちり取られるので注意)。

タイから日本の携帯電話に掛ける場合、最初の 3分は 6秒ごとに 10.3円、3分を超えたら 6秒ごとに 4.9円です。

参考: 海外からの国際電話料金 | KDDIスーパーワールドカード通話(携帯電話・PHSへ)[KDDIスーパージャパンダイレクト] | KDDI 国際電話は001

10分間通話した場合で比較すると、

  • Docomo 国際ローミング 受話 : 1,550円(155円×10分)
  • Docomo 国際ローミング 発話 : 1,750円(175円×10分)
  • KDDI スーパーワールドカード 発話 : 652円(103円×3分+49円×7分)

となり、KDDI スーパーワールドカードで掛けたほうが圧倒的にお得です。

日本の IP 電話サービスなども試してみたのですが通話品質で満足できず、KDDI スーパーワールドカードに落ち着きました。

デメリットは、相手に電話を掛けるのが面倒くさいということですね。僕はもう慣れました。

「でもでも 3分以内の通話なら、AIS で掛けたほうが得やん?」

という疑問が出てくるでしょう。そうでしょうそうでしょう。でもですね、KDDI スーパーワールドカードはヤフオク!などで探すと額面の半額で買えたりするんです!単純に半額と考えても 3分が 103円×3分÷2=154.5円! AIS から発信した場合の 20バーツ×3分×税金 7%(1バーツ=4円換算で約 256.8円、1バーツ=3円換算で 192.6円)よりもお得になります。

ということで、KDDI スーパーワールドカード、おすすめです。

(KDDI のステマではありません)

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