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他の海外旅行にも応用可!タイ滞在中の節約スマホ通話術 2017年10月版

※2017年10月現在の情報です。

僕はお気楽自営業…とは言ってもお客様からの連絡は常にあり、連絡がつくようにしておかなければ仕事が無くなるという恐怖と隣り合わせ。ということで、頻繁に訪タイするようになってからすぐの頃にタイ滞在中にも日本と同じように電話を受けられる・掛けられることに心血を注ぎました(大げさ)…しかも安く(これめっちゃ重要)。

ということで、タイ滞在中の節約スマホ通話術についてまとめました。

いきなり簡単にまとめると…

タイ滞在中の節約スマホ通話術を簡単にまとめると、

「日本の携帯番号への着信を IP 電話に転送して、タイ滞在中はタイの SIM を使って IP 電話で通話する」

…基本的にはこれだけです。

こうすることで、アホみたいに高い国際ローミングの通話料(1分 150円超)、ぼちぼち高い国際ローミングのデータ通信料(1日 3,000円弱)が発生しません。

国際ローミングを利用したことある人なら経験があると思いますが、日本から電話が掛かってきて(着信受話して)、ものの 10分間通話しただけで 1,500円オーバーですヨ!めっちゃ高い!

ちなみに僕は日本では Docomo を使っていますので基本はその前提で説明しますが、他のキャリア(au・ソフトバンク)でも同様の方法が使えます。また、タイだけではなく他の国に行ったときにも応用できます(台湾・ベトナムで実践済み)。

では具体的な方法を説明していきます。

スマホを 2台用意(メイン機・サブ機)

スマホを 2台用意して、メイン機(通話・通信用)とサブ機(着信通知 SMS 受信用)として使い分けます。それぞれ以下の条件を満たすものを用意します。

  • メイン機: SIM ロックフリー・4G LTE 対応
  • サブ機: Docomo の SIM が使えるならガラケーでも何でも良い

メイン機・サブ機ともに、自分が利用するタイ三大キャリア(AIS・DTAC・TrueMove)の SIM の周波数帯(バンド)に適合したものを用意します。

何も考えたくないならメイン機は iPhone(5 以降)がおすすめです。特に日本版の iPhone は多くのバンドに対応していてタイ以外の国でもそのまま使えることがほとんどです。

サブ機は SIM ロックフリーである必要はありませんし、今やほとんどが国際ローミング対応機なのであまり考える必要はないと思います。白ロム販売店などで安っすいヤツを購入するか、以前使っていた機種を引っ張り出してきても良いです。

参考 タイでの携帯利用 – 海外サービスエリア検索 | サービス・機能 | NTTドコモ

↑一応サブ機の対応をチェックしておくと安心かも。

サブ機は安いのでいいです。なんならガラケーでも。国際ローミング対応は必要。

僕の場合は、メイン機は日本のアップルストアで購入した SIM ロックフリーの iPhone 5s、サブ機はイオシスで新古で買った SH-07D(3G 専用の低スペック機)です。

IP-Phone SMART を申し込む

IP-Phone SMART は、楽天コミュニケーションズ株式会社が提供する IP 電話サービスです。これがこの節約スマホ通話術のキモ

IP 電話とは(ざっくり言うと)インターネットのパケット通信を使って一般電話回線・携帯電話回線との音声通話を実現している電話のことです。050番号が割り当てられます。

IP-Phone SMART は初期費用・月額基本料 0円なので普段の維持コストはありません。即申し込みます。

スマホの通話料を60%安くするIP電話サービス「IP-Phone SMART!」ご利用中のスマホで050の電話番号が利用可能。月額基本料0円!

申し込みには原則、クレジットカード必須ですが、楽天銀行かスルガ銀行のデビットカードでも申し込むことが可能です。

メイン機に SMARTalk をインストール

メイン機に IP-Phone SMART を利用するための公式通話アプリ『SMARTalk』をインストールして、IP-Phone SMART の通話設定を行ないます。

SMARTalk
SMARTalk
Price: Free

SIP アカウントなどの設定情報は IP-Phone SMART のマイページの『ユーザーアカウント情報』から確認できます。

必要な設定情報は『SIP アカウント』(8桁の数字)と『SIP パスワード』の 2つです。

また、この後の手順のために IP-Phone SMART の電話番号(050 から始まる IP 電話の番号)を控えておきます

設定が済んだら発信・着信テストして動作を確認しましょう。

ローミング着信通知 SMS を設定

Docomo には『ローミング着信通知 SMS』というサービスがあります。海外ローミング中に着信があった場合に SMS で通知してくれるサービスです。これを有効にしておきます。

渡航中に圏外で着信(音声通話・テレビ電話)できなかった場合や、不在着信があった場合にSMSで着信日時・発信者の電話番号をお知らせします(無料)。
初期設定では通知「開始」に設定されています。

引用 : 海外でのネットワークサービスの設定について | サービス・機能 | NTTドコモ

料金は無料。初期設定では通知されている設定になっていますが、念のため有効に設定しておきます。

Docomo の場合は、

通知「開始」: 「*126*1#」にダイヤル

という操作になります。

携帯番号の着信転送を設定

訪タイ前、日本の空港に着いてボーディング前ぐらいのタイミングで、日本の携帯番号への着信を IP 電話へ転送する設定を行ないます。これにより、日本の携帯番号へ掛かってきた電話がメイン機の IP 電話に転送されるようになり、IP 電話で受話できます。タイ滞在中もメイン機がデータ通信ができる状態であれば、同様に転送され受話できます。

個人的には、この方法を思いついた時は小躍りして喜んだんですよねぇ…。おまけにカケホ使ってたので「転送無料やで!おれ頭ええわー!」とか思って、調べてみたらやってる人多かったっていう。

Docomo では『転送でんわ』と呼ばれているサービスです。先の手順で控えておいた IP-Phone SMART の電話番号を転送先電話番号として設定します。

Docomo の場合は、

転送先電話番号の登録 :「1429」にダイヤル → 「3」をプッシュ → 転送先電話番号(IP-Phone SMART の電話番号)をプッシュ → 「#」をプッシュ →  「#」をプッシュして切る

転送開始 :「1421」にダイヤル(留守番電話を契約していない場合はこれだけ)

転送終了 : 「1420」にダイヤル(これは帰国してから)

という操作になります。さらに呼出時間 0秒、ガイダンスなしに設定しておくと、掛けてきた側が違和感がないのでおすすめです。

呼出時間の設定 : 「1429」にダイヤル → 「1」をプッシュ → 呼出時間「0」と「#」をプッシュ → 「#」をプッシュ →  「#」をプッシュして切る

ガイダンスの有・無設定 : 「1429」にダイヤル → 「2」をプッシュ → ガイダンス無「0」をプッシュ → 「#」をプッシュ →  「#」をプッシュして切る

参考 操作・設定方法 | サービス・機能 | NTTドコモ

着信転送のコストは Docomo から IP 電話への通話料です。通話料は加入プランによって異なりますが、いずれのプランでも国際ローミング『WORLD WING』の着信通話料 1分 155円を下回ります。『カケホーダイ』プランなら無料、追加コストはありません(わーいわーい)。僕は『カケホーダイ』なので追加コストなしで利用しています。

加入プラン通話料(転送・着信時)
カケホーダイプラン
(スマホ/タブ・ケータイ)
無料
カケホーダイライトプラン
(スマホ/タブ・ケータイ)
5分以内:無料
5分超過分:43.2円/1分
シンプルプラン
(スマホ・ケータイ)
43.2円/1分
国際ローミング
WORLD WING
(渡航先がタイの場合)
着信:155円/1分

参考 タイでの携帯利用 – 海外サービスエリア検索 | サービス・機能 | NTTドコモ

設定が済んだらちゃんと着信転送されるかどうか確認しましょう。

ここまでは訪タイ前に済ませておきます。

メイン機にタイの SIM・サブ機に日本の SIM

タイに到着したら(もしくは日本の空港を飛び立った機内で)、既にタイの SIM を持っている場合はメイン機にタイの SIM を挿します。

いつも機内でそそくさと SIM を交換。

まだ持っていない場合はタイ到着後にタイの SIM を空港などで購入して挿します。3G ではなく 4G/LTE の SIM を買います(普通に買ったら 4G/LTE SIM ですが念のため)。旅行者用(短期滞在用)の SIM で約 300バーツ前後です。

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僕は TrueMove の SIM を維持して使っていますので 1回の渡航あたり 50~100バーツ程度の料金で利用できています。

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続いてサブ機に Docomo の SIM(日本の SIM) を挿します。メイン機・サブ機の SIM サイズが異なる場合は、SIM カードアダプタを使います。

サブ機のほうはデータローミング通信を無効にします。もともとデータローミングは無効になっていることが多いですが、念のためしっかり確認します。とにかくサブ機のほうはパケット通信を遮断。海外でパケ死なんてシャレになりません。

これで準備OK。

タイ滞在中の使い方

タイ滞在中は、日本の携帯電話番号への着信は IP-Phone SMART の IP 電話番号に着信転送されて掛かってきますので、SMARTalk アプリで受話します。通話料金は『ケケホーダイ』プラン加入なら無料。国際ローミング『WORLD WING』の日本からの着信通話料 1分 155円なんてアホらしくなります。

発信も SMARTalk アプリで行ないます。通話料金は日本国内の携帯電話・固定電話・IP電話ともに一律 1分 17.2円(30秒 8.6円)です。国際ローミング『WORLD WING』の日本への通話料 1分 175円の 1/10 以下です!これなら日本にも気兼ねなく電話できます。

通話サービス日本の通話先通話料金
IP-Phone SMART一律17.2円/1分
DoCoMo 国際ローミング
WORLD WING
(渡航先がタイの場合)
一律発信:175円/1分

と、料金面ではいいことずくめですがデメリットもあります。

まずは通話品質。4G LTE 回線で電波状況が普通であれば、あまりタイムラグなく普通に通話できます。使用感としては Facebook Messenger での通話や LINE での通話に近い感じ(※個人の感想です)。電波状況が悪かったりすると途端に音声の遅れやノイズが入るようになります。これはまぁ…仕方ないかな。一旦切って掛けなおしたりすると改善することもあります。

そして着信漏れ。日本の携帯電話番号に着信しているのに SMARTalk に着信しないというパターンが結構あります。ここで忘れかけていたサブ機と、訪タイ前に設定した国際ローミング着信通知 SMS の出番です。サブ機には Docomo の SIM が挿さっているので、無料で 着信通知 SMS が送信されて来ます。

SH-06D だとこんな感じ。電話番号まではわかる。

しかもこれ、Docomo の説明では圏外か不在着信時に通知されるとことになっていますが、着信ごとに毎回来るんです。これが着信漏れの確認にめっちゃ便利。僕はタイ滞在中にはサブ機の SMS をチェックする癖がつきました。着信漏れが確認できたら SMARTalk で折り返し電話します。

SMARTalk でお客さんに電話すると、見慣れない IP 電話番号からの着信なので、最初のうちは「…はい、もしもし?(低い声)」みたいな感じで訝しげに出られてました。が、もうすっかりお客さんにも IP 電話番号が行き渡り、今では第一声が

「あー yu さん?またタイ行ってるの?」

と言われるまでに浸透しました。よかったですね(白目)。

まとめ

  • 携帯電話・スマホを 2台(メイン機・サブ機)用意する。
  • IP 電話(IP-Phone SMART)を契約して通話アプリ SMARTalk をメイン機で使えるようにする。
  • 国際ローミング着信通知 SMS を有効にする。
  • 訪タイ前に Docomo の電話番号への着信を IP 電話に着信転送するように設定する。
  • タイに到着したらメイン機にタイの SIM、サブ機に Docomo の SIM を挿す。
  • SMARTalk を使うときはなるべく電波状況の良い場所で。
  • 着信漏れは国際ローミング着信通知 SMS でチェック。

おまけ

IP 電話を補助するサービスを 2つ紹介します。IP 電話の通話品質が悪い場所でどうしても日本に電話しなければならない場合に使っています。

KDDI スーパーワールドカード

まずは皆さんご存知、KDDI が提供している『KDDI スーパーワールドカード』というプリペイド式の通話カードです。

8,400円分の通話ができるタイプのカードで定価は 8,000円。6掛けぐらいの価格で販売されています。

利用手順は、

  • 国ごとのアクセスポイントに電話する(通常の発信操作)
  • カード番号(カードごとに異なる)を入力する
  • 音声ガイダンスに従って通話相手の電話番号を入力する

とちょっと面倒ですが通話品質は良いのでたまに使っています。

メイン機で普通に掛けます。アクセスポイントまでの通話料金(タイの国内通話料金)は TrueMove の場合は無料です。

タイから日本の携帯電話・PHS に掛ける場合、最初の 3分は 6秒ごとに 10.3円、3分を超えたら 6秒ごとに 4.9円です。固定電話に掛ける場合は、最初の 3分は 6秒ごとに 8.8円、3分を超えたら 6秒ごとに 3.4円です。

参考 KDDIスーパーワールドカード通話料金(一般加入電話・携帯電話・PHS) | KDDI 国際電話は001

日本に電話を 10分間掛けた場合、

  • Docomo 国際ローミング 発話 : 1,750円(175円×10分)
  • KDDI スーパーワールドカード 発話 : 652円(103円×3分+49円×7分)

となり、国際ローミングよりはかなり割安です。

「でも IP-Phone スマートに比べたらかなり高いやん?」

とか思ったそこのアナタ!…その通りです!でも、KDDI スーパーワールドカードはネット販売で探すと額面の6掛けぐらいで買えます。単純に6掛けだと 1分が 103円×0.6≒62円、 10分で (103円×3分+49円×7分)×0.6=391円。IP-Phone SMART が使えないときの緊急用と考えれば、まぁ、許せるかな、と。(※個人の感想です)

通話サービス日本の通話先通話料金
KDDI
スーパーワールドカード
(正規料金)
携帯電話・PHS最初の3分: 103円/1分
3分超過分: 49円/1分
一般加入電話最初の3分: 88円/1分
3分超過分: 34円/1分
KDDI
スーパーワールドカード
(6掛けチート料金)
携帯電話・PHS最初の3分: 61.8円/1分
3分超過分: 29.4円/1分
一般加入電話最初の3分: 52.8円/1分
3分超過分: 20.4円/1分
IP-Phone SMART一律17.2円/1分
DoCoMo 国際ローミング
WORLD WING
(渡航先がタイの場合)
一律発信:175円/1分

以前はもっと安かったので(定価の半額・額面の半額以下とか)結構使っていたんですが、最近はそうでもなく。お守り程度に考えて低額面のものを持つようにしています。

着信番号は「通知不能」だったりなんかよくわからん番号だったりして相手が取ってくれない場合があるのがちょっとイマイチ。

True の Dial 006

もう一つは、僕が常用しているタイのキャリア True が提供している国際通話サービス『Dial 006』です。

Apply True 006 AEC Package. Call to 9 ASEAN countries with premium quality at economy rate. Starting at only 2.75 baht/min.
AIS や DTAC でも同様のサービスが提供されています。

TrueMove のプリペイド SIM を持っていれば、別途契約なしで即利用できます。

日本への通話料金は固定電話へは 3バーツ=約11.2円/1分、携帯電話へは 6バーツ=約22.5円/1分とリーズナブル(※VAT 7%・1バーツ=3.5円で計算しています)。通話品質も問題なし。

使い方は簡単です。

「006」+「81」(国番号)+「日本の電話番号の先頭の 0 を除いた番号」にダイヤル

例えば「03-5253-5900」に掛けたい場合は「00681352535900」となります。

相手には、自分の TureMove の SIM の番号で着信します。

「緊急時はもうこれでええんちゃうの?」という手軽さです。

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