早朝のドンムアン空港からバンコク中心部への移動（タイ国有鉄道 SRT 編）

早朝のドンムアン空港からバンコクに向かう主な交通手段は、タクシーか SRT（タイ国有鉄道）です。ここでは多分最安値と思われる SRT でバンコクに向かう方法を説明します。

ドンムアン空港から SRT ドンムアン駅へ向かう通路の入り口、めっちゃ判りづらい場所にありますので、写真多めで説明します。

ドンムアン空港の入国審査を終え、免税店を抜けて、空港のロビーまで行きます。

ロビーに出て左（南）にひたすら向かいます。関係ありませんが兵士さんか警察官さんがセグウェイで見回りをしています。

突き当りにドイチャンコーヒーがあります。

ドイチャンコーヒーの前でくるりと後ろを向きます（今来た方向）。そこからまっすぐ 50m ほど行くと…。

左手に通路への入り口があります。

はい、こちらです！…めっちゃ判りづらい場所にあります。奥のエレベーターに乗って 2F に行きます。

エレベーターを出ると通路があり途中にドアがあります。頭上の看板の指示に従ってドアを開けてさらに進みます。

ドアを開けたらこんな感じ。駅のほうに進みます。

こんな感じの通路です。

途中、バンコク方面行きとアユタヤ方面（北東線）行きプラットホームに分かれる表示があります。バンコク行きのほうに進みます（線路を渡って両方のプラットホームを行き来できるので実はわりとどうでもいい）。

通路に沿って下ります。

バンコク方面のプラットホームに到着。

プラットホームの奥（南）に切符販売所があるので「バンコク（Bangkok）」か「クルンテープ（กรุงเทพ）」と言えば切符が買えます。何か聞かれても満面の笑顔で「One way, the earliest train.」とでも言ってお茶を濁しておけば大丈夫です。

料金は列車の種類・客車のグレードによって違いますが、特に指定しなければ一番早く来る各駅停車（Ordinary）か急行（Express）の 3等席（エアコンなし）の切符になります。各駅停車で 5バーツ、急行で 20バーツ（いずれも大人片道料金）です。

列車の指定があるので券に書かれた列車に乗る必要があります。この切符だと 70便・急行ということになります。5:02 発とか書いていますが、20分ぐらいの遅れは許容範囲と思っておきましょう。

不安なら列車が来たときに降りてくる車掌さんに券を見せましょう。合ってれば「乗れ！」みたいなジェスチャーをされるので安心です。

乗り込むと車掌さんが回ってくるので切符を渡すと改札してくれます。車内（3等席）はこんな感じ。エアコンなしで天井についた扇風機が回っています。昔の日本の国鉄みたいで懐かしい感じがします。

バンコクへ着くころには車内は通勤客でいっぱいになります。

タイ人は日本人から見てもマナーが良い人が多いと感じます。車内で大声でおしゃべりする人はおらず、席も譲り合って座ります。

車両は古いですが不潔な感じはしません。たまにゴミが散らかりまくりの車両もありますが、総じて綺麗かなと個人的には思います。ただ、トイレの近くはくっさいので避けてますが…。

約 1時間ほどでバンコク中央駅（フワランポーン Hua Lamphong 駅）に着きます。切符を渡すこともなく駅から出ます。

ここからは、地下鉄バンコク・メトロ（MRT）ラチャモンコン線のフワランポーン（Hua Lamphong）駅からスクンビット（Sukhumvit）駅まで行けば、スカイトレイン（BTS）アソーク（Asok）駅へ歩いてすぐです。

スカイトレイン（BTS）を使えばバンコク中心街を自由に行き来できます。

• 参考： SRT の時刻検索 → Check Timetable & Fares : State Railway of Thailand