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TrueMove H 4G LTE SIM を維持して使う方法

※この記事の情報はすでに古くなっています。新しい情報は以下の記事。

※2017年12月現在の情報です。 僕はタイ滞在中 IP 電話を使いたいので高速データ通信回線が必須です。それも到着してすぐに使い始め...

タイに行き始めた頃は AIS の 3G 回線を使っていたのですが、タイ滞在中は IP 電話を常用していることもあり、現在では TrueMove H の 4G LTE 回線を使用しています。

僕の場合、タイに着いたらすぐ高速データ通信回線が必要なのと、毎回ドンムアン空港で SIM を購入するのも勿体ないので SIM の有効期限を延長して維持しています。

その方法をまとめてみました。

TrueMove H の 4G LTE SIM を購入する

僕が今使っている SIM は TrueMove H の 4G LTE 対応 SIM です。

入手した TrueMove H 4G LTE SIM のパッケージ。

入手した TrueMove H 4G LTE SIM のパッケージ。

Terminal 21 か MBK センター(マーブンクロンセンター)の True のショップで購入しようとしたら

店員さん
プリペイド SIM はここにはないよー。
Yu
(えー!以前はあったのに…)どこで買えるの?
店員さん
そのへんのショップかコンビニで買えるよー。

って…。試しに MBK 内の適当なショップで聞いてみたら…あった。

SIM を購入した MBK 内 4階にあるショップ『Thai Mobile Zone』。

SIM を購入した MBK 内 4階にあるショップ『Thai Mobile Zone』。

ということで入手したショップでは「4G Net SIM」本体と「有効期限 7日間の 1GB 高速通信」と「容量無制限の WiFi 接続」付きで、多分 300バーツぐらいだったような(ちょっと高いかも)。あと、200バーツをその場でトップアップしておいて SIM 自体の有効期限(高速通信の有効期限ではない)を延ばしておきました。

購入後の内容はこんな感じ。WiFi のパスワードは 「*871*4#」 にダイヤルして取得。

 

200バーツをトップアップしたので、この時点(2015年 11月 初旬)で、SIM 自体の有効期限は 2016年 1月 初旬まで延長。

 

ちなみに上記の SMS のメッセージは英語ですが元々はタイ語。英語に切り替えるには「9304」にダイヤル。

契約直後の 4G LTE 回線の速度計測結果は以下のような感じ(MBK 4階で計測)。IP 電話アプリを使うのに十分な速度が出ています。

2016年 10月 4日 追記

2016年 10月現在、TrueMove H の 4G LTE 対応 SIM は

  • ドンムアン空港(DMK)のコンコースの売店
  • Terminal 21 の True ショップ

でも購入可能です。ツーリスト用のプリペイド SIM で 7日間 1GB データ通信付きで 200バーツぐらい。

この記事を書いたころは DMK の売店では TrueMove H の 3G 対応 SIM しかなく 4G LTE 対応 SIM を求めてわざわざ MBK まで買いに行ったのでした…。(遠い目)

トップアップして有効期限を延ばす

TrueMove H に限らず、プリペイド SIM は「トップアップ」することで SIM を維持(SIM 自体の有効期限を延長)できるのが一般的です。「トップアップ」とは、SIM にクレジット(お金)を「チャージ」することです。

僕の場合、SIM 購入時に 200バーツ分トップアップした際には、30日間延長されています。

  1. 2015年 11月 5日に SIM を購入(有効期限は 2015年 12月 4日までの 30日間)
  2. 購入直後に 200バーツ分トップアップ
  3. 2016年 1月 4日まで有効期限が延長

ちなみに、TrueMove H 3G では、500バーツ以上で 50日間、1,000バーツ以上トップアップすると 150日間延長されるのですが、4G LTE SIM の場合は「何バーツ以上トップアップしたら何日間延長」という正確な情報が見つかりませんでした。

日本にいながらトップアップ

日本にいながらトップアップすることができれば、渡航せずとも SIM の有効期限を延長して維持することが可能です。日本からトップアップする方法としては、

  1. True のサイト内の『TrueMove Easy Top Up by Credit Cards』からクレジットカードでトップアップ
  2. 代行業者に申し込んでトップアップ

のいずれかです。

僕はデビットカードしか持っていないのですが、1. の方法を試したところ、楽天銀行 VISA デビット・JNB VISA デビット・Vプリカ のいずれも NG という結果に。

仕方ないのでネタとしても面白い 2. の代行業者を使ってみました。トップアップされたかどうか確認するためにタイ滞在中に試してみることに。また、金額による延長期間の違いも確認したいので 300バーツ分をトップアップ。

僕が使った代行業者は以下。

Recharge a mobile phone from True Move network

300バーツ分で 16.48ドル(USD)。為替レートを考えると高いけどまぁ許せる範囲。念の為、捨てアドと Vプリカを使って申し込み。

結果は…申し込んで 10秒後には無事 300バーツ分がトップアップされました(ホッ)。

この時点で 2016年 1月 4日 → 2016年 2月 3日 に延長されたのでキッチリ 30日間です。200バーツでも 300バーツでも延長期間は変わらないという結果になりました。

要するに

少額でもトップアップすると、現在の有効期限に 30日間プラスで延長される

ということです。つまり、300バーツをトップアップするより 100バーツを 3回トップアップしたほうが期間が延長されるわけです。

現地滞在中にトップアップ

「ほな、現地滞在中に複数回トップアップしたらええんちゃうの?」ということになります。試してみました。

セブンイレブンのレジで「TrueMove topup.」と伝えると「何バーツ分?」と聞き返されますので、購入したい金額(50・90・150・300・500・1000バーツのいずれか)を伝えます。

今回は実験のために「50バーツを 2つ」を購入しました。

チャージ用の番号が書かれたレシート

トップアップ用の 14桁の数字が印刷されたレシートを渡されました。早速トップアップしてみます。

レシートに書かれているように「*123*」(要レシート確認) に続けて 14桁の数字を入力し、最後に「#」を入力してから発信します。すぐに画面上にトップアップされたというメッセージとともに現在のクレジット残高と有効期限が表示され、SMS でも通知されます。有効期限が 2016年 3月 4日まで 30日間延長されました。

「*123*」+14桁の数字+「#」 トップアップ後のメッセージ

さらに残りの 50バーツ分をトップアップしたら、有効期限が 2016年 4月 3日まで30日間延長されました。

さらに50バーツ分トップアップ

数カ月に1度しか訪タイしない場合でも、この方法を使えば SIM を維持できますね。僕の場合は 3ヶ月延長できれば十分なので、最長どこまで延長できるのかは試していません。

ちなみに、トップアップの方法が何種類かあるようです。僕の場合はトップアップ用の 14桁の数字が印刷されたレシートを渡されましたが、他には

という方法があるようです。

たまに電話番号打ち込み方式らしき対応を店員さんにされることがあるので、その場合は「ノーノー。レシート」ともろジャパニーズイングリッシュで伝えれば大丈夫でした。

データ通信用のパッケージを購入する

トップアップして有効期限延長+クレジットチャージしておけば、次回の訪タイ時、残っているクレジットを使ってデータ通信用のパッケージを購入(トッピング)することですぐにデータ通信を使えるようになります。

パッケージのトッピングはダイヤルで行ないます(データ通信不要)。

僕の場合は「1ヶ月~2ヶ月おきの渡航・滞在 4日間程度・通信量 1GB 以内で十分」なので

  • Net179』… 価格 179バーツ。「*900*8936#」を発信して購入
  • Double 4G Topping Package・99』… 価格 99バーツ。「*900*1926#」を発信して購入

のいずれかを購入します。

※まだ『Double 4G Topping Package・99』は試していません。次回試す予定。

SMS でトッピングが有効になった通知が送られてきます。

2015-12-04-12-43-13 2016-09-06-01-54-11

毎回、パッケージ『Net179』を購入するなら、タイ滞在中に現地のセブンイレブンで 90バーツを 2つトップアップ、パッケージ『Double 4G Topping Package 99』を購入するなら、50バーツを 2つトップアップしておけば良いと思います。

ただしトップアップした分は音声通話料金としても充当されますので、音声通話をよく使うという人は残高に要注意です。

その他のトッピングできるパッケージとダイヤルは以下を参照。

4G LTE の場合
Truemove H Topping Package Super value voice and internet package For prepaid
3G の場合
Social Package (※3G については実際試していませんので情報が不正確です。多分このパッケージをトッピングでいける…はず)

2016年 11月現在『Net179』は(相変わらずトッピングはできるけど)ラインナップから消え『Double 4G Topping Package』というのが代わりに登場しています。

余談ですが「Auto-Renewal ×× Days」のパッケージはトッピングしないように注意してください。指定日数経過後、同じパッケージが自動的にトッピングされてしまいます。もし Auto-Renewal のパッケージをトッピングしてしまったら、TrueMove のサイトの問い合わせフォームから「間違って追加しちゃった!」と連絡すれば取り消し方法を教えてくれます。はい、僕はやってしまいました。

まとめ

以上、タイの TrueMove H 4G LTE SIM を維持して使う方法をまとめてみました。ポイントは、

  1. 4G LTE 対応のプリペイド SIM を購入する
    ドンムアン空港の売店・セブンイレブン・MBK 内のショップ・True ショップなどなど
  2. タイ滞在中にセブンイレブンでトップアップ or 日本からオンラインでトップアップ
    パッケージ『Net179』を購入するなら 90バーツを 2つ、パッケージ『Double 4G Topping Package 99』を購入するなら 50バーツを 2つトップアップ
  3. 次回タイに行ったときにデータ通信用のパッケージを購入するとすぐ使える
    『Net179』なら *900*8936# に発信、『Double 4G Topping Package 99』なら *900*1926# に発信して購入

となります。

個人的に仕事上、タイに到着したらすぐに高速データ通信が必要なので、こういうことをしています。同じような人の参考になれば幸いです。

参考: TrueMove H プリペイドのダイヤルコマンド

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コメント

  1. シンシン より:

    うーん。

    インターネットパッケージの価格は税抜き価格ではないでしょうか。

    つまり、179バーツのパッケージなら179×1.08で194バーツ以上の残高が必要なのでセブンで90バーツ×2のスリップを買っても足りないと言う事です。

  2. Yu より:

    シンシンさん、コメントありがとうございます。
    確かに VAT のことを忘れて書いていました。残高確認してみてもきっちり税金分が引かれていました。ご指摘ありがとうございます。
    最近は別パッケージを使っているので近々記事を修正します。