※2016年11月現在の情報です。
何はなくとも、旅先ではまず通信手段の確保が第一です。この記事では SIM ロックフリーのスマートフォンを持っている前提で、ドンムアン空港(DMK)でプリペイド SIM を購入する方法をまとめています。(※2016年 11月時点の情報を基に更新)
目次
どこで買えるの?お店の場所
DMK ではイミグレーションを出た 1F コンコースにプリペイド SIM を取り扱っているお店が何件かあります。24時間開いているお店もありますので何時に到着してもすぐにプリペイド SIM を入手可能です。
コンコースに出て左(南)にひたすら歩くと 24時間開いている売店があります。
手前のお店(Mapas)と奥のお店がお客さんの争奪戦を繰り広げています。扱っている SIM はどちらもほぼ同じなので、混んでないほうで購入すれば良いと思います。
その他にも、コンコースを出て左すぐに AIS 系列のショップや TrueMove の直営ショップ、右にちょっと行ったところにも何件かあります。
どこの SIM を買えばいい?通信キャリアを選択
先に挙げた売店では、AIS、DTAC、TrueMove のタイ通信キャリア(携帯電話会社)大手 3社の SIM が購入できます。特にこだわりが無ければどれでも良いと思います…が、個人的には TrueMove を選択しておくのが無難だと思っています。
過去(2015年 1月ごろにバンコク中心部にて)に DTAC の 4G LTE を使ってみましたが 3G より速度が出ない・しょっちゅう通信不能になる・などなど…だめだめ過ぎた経験があって避けています。
AIS は 4G LTE が開通してからは使っていないのでどんなもんか不明です。3G の時は通信速度が速くて快適でしたが 4G LTE への対応が遅れた(2016年 1月に開始)ため個人的には試す機会がありません。
2016年 11月現在、TrueMove H のプリペイド SIM を維持して使っていますが、特に不満がない・問題がないので個人的には安心して使っています。
ただ、通信キャリアの評価は時期や使用端末によるものが大きいので、今現在は DTAC や AIS でも大丈夫だと思いますし、使用端末によっては TrueMove でもダメかもしれません。飽く迄、個人的には TrueMove を使ってるよ、ぐらいの感じ。
どのパッケージを買えばいい?短期滞在向けのパッケージ
どちらのお店も SIM にトップアップ(残高チャージ)してから独自にトッピング(追加パッケージ購入)したものをパッケージ(プラン)として販売しています。
短期滞在であれば『有効期限 7日間・高速通信 1GB~1.5GB・国内通話 20~40バーツ分』というようなパッケージがお値段 200バーツ程度でお手頃かなと思います。
ここ最近は、普通にバンコク市内のショップなどで売っている『4G LTE 対応・有効期限 30日間・高速通信 1GB』のようなパッケージが 299バーツで売っていたりもします。
ラミネートされた商品カタログ的なものが置かれていますので、欲しいパッケージを指差しながら店員さんに『これ』『I’ll take it.』『コー アンニー K(クラップ or カー)』とか適当に言えば通じます。
こちらが日本人とわかると、スマホを指さしながら「Unlocked?」と聞かれることがありますので「Yes.」と答えます。日本人が持っているスマホは SIM ロックされている、という風に思われているようです。
購入にはパスポートが必要
以前はパスポート不要で購入できるというガバガバぶりだったのですが、2015年 9月ごろからパスポートが必要となりました。お金と一緒に店員さんに渡します。
何やらスマホでパスポートの写真を取られてなんだかんだと登録手続きをするみたいです。ここで登録されたパスポート番号と SIM が紐付けされ、True の残高確認などのアプリのアカウントを作成する際にも利用されているようです。
パスポートを返してもらうのを忘れないように注意、です。
アクティベーション(開通手続き)はどうするの?店員さんにおまかせ
日本でもプリペイド SIM を購入するとアクティベーション(開通手続き)が必要です。
海外では、購入したお店の店員さんに端末(スマホ)を渡すと、アクティベーション(開通手続き)→トップアップ(残高チャージ)→トッピング(追加パッケージ購入)までしてくれることが多いです(コンビニでの購入は除く)。
DMK のお店もやってくれます。
スマホの言語設定を『英語』にしておくと、店員さんがスムーズに作業できます。逆に『日本語』のままだと店員さんは読めないので、途中でいろいろ聞かれたり不機嫌になったりします。スマホの言語設定を『英語』に切り替えておくことをおすすめします。
通信できているか確認して購入完了
アクティベーションをすませたスマホを受け取ったら、その場で WiFi 接続をオフにした状態で通信できるかどうか確認します。まれにちゃんとアクティベーションできていないときがありますので、念の為の確認です。
いつも見ているウェブサイトを表示してみたりいつも使っているアプリを起動してみたり地図を表示してみたりで確認します。
もし通信できないようなら、ウェブサイトが表示できない画面を見せながら『No internet access.』とか店員さんに言えば対応してくれます。
通信できているようならスマホの言語設定を『日本語』に切り替えて、購入は無事完了です。
まとめ
- DMK の 1F コンコースにある売店でプリペイド SIM を購入可能。
- 通信キャリアはどこでもよい。(個人的には True が無難と思っている)
- パッケージ(プラン)は価格 200バーツ前後の『7日間・高速通信 1GB~1.5GB・国内通話 20~40バーツ分』で十分。
- 購入にはパスポートが必要。店員さんから返してもらうのを忘れないように注意。
- スムーズにアクティベーション(開通手続き)をしてもらうにはスマホの言語設定を『英語』にしてから店員さんに渡すこと。
- 最後に、ちゃんと通信できているか確認。
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コメント
はじめまして。
大変勉強になります。
私は今までにタイに11回行ってるのですが、今まではドコモの1DAYを使用したり、レンタルのポケットWifiを使用していましたが、いい加減、もったいないと思い出しまして、自前のSIMフリーのポケットWifiを購入しようと考えています。(日本の電話番号で通信できるようにしておきたいので、あえてSIMフリーのスマホではなく、ポケットWifiにしようと考えています。)
自前のポケットWifiを持って行った場合も、空港でSIMカードを購入すれば、開通手続は、その店の店員さんがすべてやってくれるのでしょうか?
是非、教えてください。よろしくお願いします。
ヨッシーさん:
コメントありがとうございますー。
店員さんがやってくれるSIMのアクティベーションはお客さんのスマホを使って行われるので、ポケットWiFiを持って行ってどうなるか、というのはちょっとわかりません…。すみません。
参考までに、ですが、台湾では「データオンリー」とか言うと「データオンリーのプランは無い」と返されて「ちゃうちゃう、端末がデータオンリーやねん」と伝えたら、別端末でSIMをアクティベーションして渡してくれました。ので、多分、タイでも同じことしてくれるような気がします。
お役に立てず、すみません。
こちらこそ、ご回答ありがとうございます。
なんとかなりそうな感じですね。
使ってない少し前のドコモのスマホがあるので、それをSIMフリーにしてタイ専用機として使おうかなとも思うんですが、LINEがうまく使えるのかどうかがわからないので・・・
空港では無理でも、街中にあるショップなら何とかなると思いますし、ダメもとで、
ポケットWiFiを買って、持って行ってみます。